読書の記録

No.87 2005.2.24

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蛇にピアス /金原ひとみ

(集英社 /2004年発行)


 第27回すばる文学賞でデビューし、最年少芥川賞受賞で騒がれた作品。ってなんで今頃って話だけど。だって今頃じゃないと図書館にないんだものー。舌ピアス。金髪。刺青。ギャル語(?)。ぱっと見ただけで思春期を越えた大人なら顔をしかめたくなるような記号がたくさん散りばめてある。くだけた会話が飛び交う文章。あまり期待しないで開いたのだけど、なんだかぐいぐいと引き込まれて夢中になって読んでしまった。なんだこりゃ。  文章が上手い。読ませる。迫力がある。ストーリーはまだまだ拙いけれど、この筆力で成長した作品が読みたい。将来が楽しみな作家さんだと思いました。ピアスのシーンやSMシーンなど、痛いシーンが多くて苦手な人は読めないかもね。村上龍の「限りなく透明に近いブルー」を読めなかった人にはおすすめしないかも。



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