読書の記録

No.363 2010.3.13

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図書館内乱 / 有川浩

(メディアワークス /2006年発行)

「図書館戦争」の続巻です。前回は脇役だった主人公郁の友人で知的美女の柴崎や、郁の同期で優秀な手塚、サブ主人公というべき堂上教官の同僚の小牧のエピソードが丁寧に書かれていて、それぞれが何を思って動いているのかがよく分かった。そして郁の親も登場。娘を心配しているのだけど判断基準が自分の枠の中でしかなく、郁の気持を分かってくれない母。心配させてはいけないと思いながらも、分かってもらえないことに苛立ちを感じる郁。こんなとこまで書けちゃうんだ、と思いながら読んだ。ここまで等身大の女の子が、じたばたと奮闘する物語が面白くないわけがない。

 いやあ、楽しいな。飽きるまで追いかけるよ。次は「図書館危機」だって。



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