この庭に 黒いミンクの話 / 梨木香歩
(理論社 /2006年発行)
モノクロの鉛筆画の挿画があたたかくてやさしくて美しい一冊。絵:須藤由希子
雪が降ると閉ざされてしまう北の国に来た主人公ミケルは、毎日オイルサーディーンとお酒ばかり飲んでいる。そこにミンクを探しているという少女が現れる。妄想のような夢のような。つじつまなんて無視して進む話。食べ過ぎたオイルサーディーンが体内を回遊する妄想は面白かった。
もう一つの「ミケルの庭」と謳っている。これだけ読んでもよく分からなかったのは、そのせいなんだろうか。
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