読書の記録

No.345 2010.2.8

←back 


美女と竹林 / 森見登美彦

(光文社 /2008年発行)

 小説宝石に2007〜2008年に連載されていた連作妄想エッセイ集。好きなものは何かと聞かれて「竹林」と答える著者が、竹林のことをもっと知るべく知り合いの竹林の手入れをさせてもらうことになった。さてどうなることやら…という内容が森見さんの独特のユーモラスな語り口で語られる。エッセイなのか創作なのか。とにかく愉快な一冊でした。彼のブログのファンとしては大満足。

 まあ、面白いけど馬鹿騒ぎという域を出ないのは残念。エッセイといっても小説の文章や内容とあまり区別がつかない。小説と違って「で、結局なんだったの?」って疑問に思わなくていい分、エッセイ集の方が面白いかもしれない…などと思ってしまった。とはいえ、書き手として読めば、この人うまいなあ…と唸ってしまうのであります。エンターテイナーだよね。

amazon↓



←back   / TOP