読書の記録

No.337 2010.1.16

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象牙色の眠り / 柴田よしき

(廣済堂出版 /平成12年発行)

 夫が知人の借金の肩代わりをすることになり、生活状況が変わって、家政婦のパートを始めた主人公。苦しい生活ながらも夫を助けてつつましい生活を続け借金を返すことを目標にしていたのに、夫が浮気していることが発覚する。

 主人公の勤めているお屋敷は、義理の血縁でつながれた非人間的な変わり者の人たちばかりいる。その中で奇妙な出来事が連続して起こっていく。物語は主人公の女性としての内面を書く一方で、ミステリーのような謎も追いかけつつ、急展開していく。目が離せない。ラストは、一人称の妙と言えるような展開で驚かせてくれる。

 面白かったです。読み出すと止まりません。

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