読書の記録

No.320 2009.9.15

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書店繁盛記 / 田口久美子

(ポプラ社 /2006年発行)

 リブロ池袋店店長を経て、今(2006年当時)はジュンク堂池袋店の副店長をしている著者の、書店ばたばた録。書店ってこういう仕組みになってるのか、こんな苦労があるのか、となかなか興味深かったです。しかし、もちろん書く専門家じゃないからしょうがないんだけど、文章が読みにくい。ばたばた書き散らしてあって疲れました。編集者さん、もう少し何とかしたらいいのに。でもまあ、その文章も含めて書店の雰囲気が伝わってくる。本への愛が伝わってくる。

 しかし、読めば読むほど、本屋は衰退していく以外の道がないように感じてしまいました。実際に手に取って眺められるのが本屋の利点だけど、たくさんの本をそろえればそろえるほど目が行き届かなくて万引きも増えるし、人気の本は大手書店でしか確保できない。たとえ本屋に行って眺めたとしても、有名な本ならネットでまったく同じものが買える。そんな不遇の商売なのに、店員の苦労は多すぎる。うーん、もはや、店員たちの愛だけでもっているような気すらしてきました…。

 本屋さんには頑張って欲しいんだけども。そのためには、せっせと本買わなきゃなあ。映画好きの友人に、映画が衰退してほしくないから、せっせと映画館に通うという子がいて、それを聞いて、わたしも本買わなきゃなあとか思いました。

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