ビートたけしの黙示録 /ビートたけし
(徳間書店 /2001年発行)
なんかエッセイばかり読んでますが。そんな気分なんですよ。
書下ろし超絶暴言集と銘打たれたエッセイ集。でもそこまで暴言じゃないし、とてもまともなことをまともに言ってるだけですよ。ほんとね、そうだよね、という感じですらすら読めました。面白かった。
性にだらしない女、性の誘惑から逃れられない男。なまいきなガキ、それを怒れない大人など。「今のテレビにはオイラもう、ほとんど何も期待できないね」とテレビをばっさり切る章は個人的に痛快だった。あと、何のために生きるのか、という問題に人生サウナ説を提唱していた。人生サウナ説。語呂がよいせいか妙に忘れられない。
(引用)
| 人生も同じことでさ、死ぬときが、サウナのドアを開けて外へ出るときなんだな。サウナから出たときの解放感が死の解放感だって思わなきゃな。くたばることを目標に、くたばったときに、ああ良かった、ああやっと死ねた、と言えるように生きていけばいい。
だからといって、早めに死んじまえばいいってものじゃない。それでは、死ぬときのああ良かったっていうのがないからな。快楽がないじゃない。 |
amazon (文庫)
|